
帝国劇場「ムーラン・ルージュ!」の感想|ブロードウェイ版との違いも解説します

2023年の8月に、
帝国劇場で上演された、
ミュージカル「ムーラン・ルージュ!」を観てきました!
今回は、その感想と、
私はNYのブロードウェイでも観覧した経験があるので、
日本版との違いについても解説していきます。
これからムーランルージュ観覧を考えている人は参考にしてください!
目次
帝国劇場「ムーラン・ルージュ!」を観た感想
帝国劇場でムーラン・ルージュ実際に観覧した感想を
- ストーリー
- 歌
- 舞台セット
- キャスト
の3つのポイントから語っていきます。
ストーリー
ストーリーはシンプルでありきたりな恋愛ものという感じ。
めちゃくちゃ簡単に言うと、
貧しい作曲家の主人公クリスチャン、そのクリスチャンと恋に落ちる悲劇のヒロインのサティーン、ヒロインを自分のものにしたいお金持ちハロルドの3人が中心の物語です。
私は、
本当の愛を知り、最後は死んでしまうヒロインと悲しみにくれるも前に進む主人公、
みたいなベタな結末のラブストーリーは結構好きなので、
とても楽しむことができました。
ただ、かなり刺激が強い!
大人向けのミュージカルなので、子どもにはまだ早いかも。。。
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歌
ぶっちゃけてしまうと、歌は微妙でした。
音楽は最高です。ですが「日本語訳」がちょっと、、、って感じ。
私はもともと「ムーラン・ルージュ!」のファンで、英語版の歌をよく知っていたので、
余計歌詞の訳が気になって。。。
でも調べると、日本語訳をしたのは、けっこうな有名人ばかり笑(ユーミンとか)
すいません、私は英語版のほうが好き笑
舞台セット
舞台の角から角までキラキラ輝く豪華なセットが設置されており、
開演前、中休み、終演後も目で楽しむことができました。
また待ち時間でも、会場では雰囲気ただよう音楽が流れており、気持ちを盛り上げてくれました。

右側には、ムーランルージュのシンボルである象のオブジェが。
サティーンの楽屋がこの象のなかにあるという設定でしたね。
キャスト
当日のキャストは以下の通りでした。

ムーランルージュはキャバレーが舞台の物語なので、
特にアンサンブルはダンスのプロフェッショナルが集まっているという印象。
やはりミュージカル役者の歌唱力には本当にいつでも圧倒されますね。
鳥肌が立ちます。
サティーン役の平原綾香さんはあのジュピターを歌っている有名な方だと公演の後の知りました。
チケット価格
高すぎ、、、、
一番高い席を購入したのですが、平日で17000円でした。
その他の席も、
平日:A席14,500円・B席9,500円
土日祝日・千穐楽(プレビュー含む):S席17,500円・A席15,000円・B席10,000円
インターネットの情報によると、帝国劇場でのS席15000円だそう。
少々お高いのは、キャストが豪華なことやセットに手をかけているからでしょうか、、、?
NYブロードウェイ版との違いについて
私は2023年の初旬にNYブロードウェイにて同じく「ムーラン・ルージュ!」を観覧してきました。

ここからは日本版とNY版の違いについても語っていきます。
劇場の構造的に演出の違いあり
物語の内容は全く同じ。
だけど大きな違いは「演出」にあると感じました。
例えば、サティーン初登場のシーン。
帝国劇場では幕が開いて、すでにサティーンがブランコにぶら下がった状態での登場でした。
ですがNYの劇場では、天井からブランコに乗ったサティーンが下りてくるという演出。
また、NYの劇場は舞台と観客の距離がかなり近かったです。
このように舞台の間にも座席があり、前のほうに座っていたら役者の唾も見えそうなくらいな距離感。(ちなみに舞台の間の席のチケットは高額)
演出でも客席の真横から登場したりと、臨場感を味わえます。

帝国劇場は短期間に別々の劇を公演しており、構造は変えられないようで、
演出に制限がかかっているように見えました。
ですが圧倒的に座席の間隔が広く、リラックスして観覧できましたね!笑
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【まとめ】帝国劇場「ムーラン・ルージュ!」の感想とブロードウェイ版との違い
今回は、帝国劇場「ムーラン・ルージュ!」の感想とブロードウェイ版との違いについて解説していきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!